1月16日は宗祖親鸞聖人のご祥月ご命日です。
本山本願寺では1月9日から16日まで「御正忌報恩講」がお勤まりになっております。
本来なら、この御正忌報恩講に浄土真宗の僧侶、門信徒はお参りさせていただかなければなりません。
しかし、そうなれば自分の所属するお寺では、その法要をお勤めすることができないの、事前にそれぞれのお寺で報恩講をお勤めするようになりました。それを「お引上げ報恩講」と申します。
尾崎別院ではその「お引上げ報恩講」は毎年11月26日から28日の3日間お勤めしています。だからと言って、そのまさしくご祥月ご命日に何もしなくてもいいというのも、ココ御ぐるしい思いが致します。
そこで、ことしから1月16日午前10時から「宗祖親鸞聖人のご祥月ご命日法要」をお勤めさせていただき、この日に本山本願寺まで行くことができない方々とともに、宗祖のご遺徳を偲ばせていただくことといたしました。
お勤めは「正信念仏偈作法」で、ご参拝の皆さまと親鸞聖人のお残しくださった「お正信偈」をお勤めさせていただきました。
法要の後は、本願寺布教使 和氣秀剛さん(奈良県)より、親鸞聖人の主著『顕浄土真実教行証文類』のお言葉を味わうご法話をいただきました。
来年も是非お参りください。
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