すでにお知らせの通りこの度、国の観光庁が進める「地域観光新発見事業」に、阪南市の「空港までの近さを活かし出国直前の隙間時間を思い出作り&観光消費へ ラストミニッツまで日本文化に触れ、日本を遊び尽くす(食べ尽くす)体験造成事業」が採択されました。
当院が所在する阪南市は、関⻄国際空港から電⾞で二十分、⼤阪市内からも四十分で訪れることができるという位置にありながら、国内・外における観光地としての認知度の低さ、観光客の受け⼊れ体制の未整備、ターゲットに合った情報発信の不⾜などの理由から、その利点を⼗分に活⽤できていませんでした。
しかし阪南市内には外国⼈観光客からのニーズが⾼い豊富な「地元の⾷」資源が豊富にあるり、関⻄に訪れる国内旅⾏者のみならず、2025年⼤阪・関⻄万博の開催を受け益々増加するインバウンドを取り込み、観光消費促進と地域経済の活性化を図るというというものです。
この事業に尾崎別院が参画することとなりました。
『浜街道に佇む尾崎別院で「和」空間×阪南地産地消の「和⾷」体験』とし、
当院に於いて、阪南市⽂化協会の協⼒のもと阪南市出⾝の書道家の書道体験を⾏い、その後、阪南市の特産品をふんだんに使⽤したこだわりの和⾷を味わう、というものです。
詳細はこれから詰めていきますが、インバウンドを誘客し、来訪者、観光消費の増加をねらう市と、開かれたお寺をめざし、新しい「ご縁づくり」を進めてきてた当院の魅力発信というねらいが合致した結果、阪南市、コンテンツ造成企業、観光協会、文化協会、地元事業者とタッグを組んで実施されるものです。
去る11月30日(土)この事業の本格実施に向けて、モニターツアーが開催されました。
参加者は台湾から5人が参加してくれました。
まず本堂にお入りいただき、当院の沿革やご本尊阿弥陀如来さまについて輪番がお話しさせていただきました。
続いて書院にて煎茶体験、対面所にて書道体験とお食事
最初は少し硬い雰囲気で始まりましたが、徐々に笑顔も溢れ、体験やお食事を満喫していただいているように思えました。
お接待や煎茶体験、書道体験を担当された阪南市文化協会のみなさんも、お着物で丁寧なおもてなしにつとめてくださり、「和」の空間も楽しんでもらえたようです。
今後、阪南市、観光協会、コンテンツ造成事業者などが、この度のモニターツアーの参加者からのアンケートなどを参考に、内容を精査し、本格実施に向けて動きだします。
当院の魅力発信と新しいご縁づくり、阪南市の町おこしにも寄与できることと思います。
カテゴリ