お知らせ
2025.01.10 お知らせ, ご報告

市と「災害時における緊急一時避難場所としての使用に関する協定書」を締結しました

尾崎別院が所在する阪南市も「南海トラフ地震防災対策推進地域指定市町村」にあります。

ご門徒さまにも、この巨大地震に対する意識が高まり、昨年末には婦人会が独自で阪南市の「総合防災マップ(ハザードマップ)」をもとに防災研修をおこないました。

昨年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」をはじめとして、近年、激甚災害に指定される自然災害が多発しています。

このような中、もし当地において大きな災害が起った場合、当然当院の被害が最小限に抑えられた場合ではありますが、当院はどのようなことができるのか、被害にあわれた地域住民の方々に何ができるのかを総代とも相談させていただいてきました。

そこでこの度、現在市議会議員で第35代阪南市議会議長である中村秀人尾崎別院総代を通じて市の危機管理課と相談させていただいてき、1月9日阪南市役所にて上甲誠市長と「災害時における緊急一時避難場所としての使用に関する協定書」を締結させていただきました。

この協定は、阪南市内に災害等が発生し、または発生する恐れがある場合に、 当院の協力を得て、当院の本堂や対面所などの大広間を民間協力緊急一時避難所として地域住民等を受け入れるにあたり、必要な事項を定めることを目的としています。

上甲市長からは、地域に根差した尾崎別院が、このような形で地域の防災・防犯に関わっていただき、今までになかった別院の幅広い活動にありがたく思っていると感謝のお言葉をいただきました。

また、取次ぎの労を取ってくださった中村秀人総代からは、別院周辺には古い家が立ち並んでおり被害が心配される。被害にあわれた方が別院の畳の上で足を延ばせることは、大きな安心につながると、当院の活動を喜んでくださいました。

しかし、このような協定が取り越し苦労だったと言えることを願うばかりです。


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