本堂の北側に書院があります。その中でもひと際大きな30畳の広間が対面所です。
周りのふすまには、松・竹・梅に遊ぶ鶴が描かれており、ご門徒さま方からは通称「鶴の間」と呼ばれています。
*松に鶴図(江戸時代 紙本著色 一画面174.9×89.7)
*竹に鶴図(江戸時代 紙本著色 一画面175.4×176.8)
*梅に鶴図(江戸時代 紙本著色 一画面172.8×138.8)
上段の間には、江戸時代作とされる阿弥陀如来のお木像がご安置されています。(木造玉眼金泥 像高46.4㎝)
上段のふすま絵には「花鳥図」が描かれています(江戸時代 紙本著色 1画面169.7×67.3)
また、違い棚の天袋には、江戸時代後期に大坂で活動した森派の絵師「森陽信」の絵が描かれています(松図小襖 江戸時代 紙本著色 一画面26.9×43.5)
款記「櫛橋陽信筆」
この対面所では、永代経や報恩講の時に、参拝のご門徒さま方と「お斎」をいただいたり、法事、葬儀でも使用されます。
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