お知らせ
2025.11.19 お知らせ

大阪能楽大連吟参加しませんか(第34回皿田能を応援しています)

この度、阪南市立文化センター(サラダホール)にて1月10日(土)午後2時から「第34回皿田能」が開演されます

この皿田能とコラボされます大阪市内で大人気の「大阪能楽大連吟」のお稽古が、当院対面所にて行われることとなりました。

初めての方でもすぐに謡えるようになります。ぜひご参加ください。

皿田能とは?

皿田能とは、もともと阪南市にある皿田池のほとりで、五穀豊穣を祈願して行われていた能です。昭和初期に途絶えておりましたが、1989年に開館した阪南市立文化センター「サラダホール」のこけら落とし公演として復活しました。現在は、地元出身の能楽師や能楽を愛する市民がつくる「皿田能実行委員会」が中心となり、毎年1月に開催されており、今回で第34回を迎えます。行政主導ではなく、市民が主役となって文化を継承・振興している点が大きな特徴で、単に伝統行事の再現ではなく、能楽の魅力を地域の人々に伝え、能楽を通じた地域活性化を図ることを目的に取り組んでいます。鑑賞と学び、そして次世代への継承を含めて、能の鑑賞だけでなく、能楽師による解説や体験会、また、地元の子どもたちが能の所作を学ぶワークショップの開催など、様々な活動を行っています。(→公益財団法人関西・大阪21世紀協会HPより

大連吟とは?

なさんは、日本に伝わる伝統芸能「能楽」をご存知ですか?

約700年前、室町期に観阿弥・世阿弥父子によって大成された「猿楽」は、脈々と人々に受け継がれ、「能楽」として今日に至ります。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

難解な古典芸能と比喩されがちな能楽ですが、一歩足を踏み入れてみると、日本の美しい四季折々の風情と細やかな日本人の感性とが融合し、複雑な人間模様に斬新に凝縮され、その魅力に引き込まれると思います。

その「能楽」の歌詞である「謡(うたい)」を、プロの能楽師による4ヶ月のレッスンを経て、みなさんも本格的な本舞台に参加できます。

能楽大連吟は、「謡」を通じて古き良き日本文化の再生と、「大合唱」という新たなエッセンスを加え、老若男女のコミュニケーションの輪を広げるという新たな試みです。

2008年に京都で始まった「能楽大連吟」の講師陣のうち、観世流 齊藤信輔今村哲朗 両人が満を持して2018年、大阪・四天王寺にて「大阪能楽大連吟」を立ち上げました。(→大阪能楽大連吟HPより

 

最後に、サラダホールの特設能舞台は、多目的ホールでは全国的にも珍しい屋根付きの組み立て式の舞台となっており、毎年能楽を公演することで、市民をはじめ多くの人々に伝統文化の魅力を体験してもらう機会を提供しています。この特設能舞台は、地域の文化振興に寄与するだけでなく、他の地域にはない独自の魅力を持つ設備として、阪南市のアイデンティティを強化する重要な資源となっています。
このたび、「特設能舞台」の大屋根が老朽化し、今年阪南市が大屋根修繕のためのガバメント型クラウドファンディングを立ち上げ、舞台を守るための資金集も行っております。この「皿田能」を今後も永く存続させるためにも、みなさまのご協力をお願いいたします。(→こちらをご確認ください。


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