本願寺尾崎別院では毎年11月26日から28日まで、宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲ぶ「報恩講法要」をお勤めさせていただいております。
初日26日の逮夜法要(13時30分)では、宗祖鑽仰作法(音楽法要)を、2010(平成22)年の報恩講から、 婦人会の皆さまを中心として、多く の門信徒の皆様と共にお勤めいたしてまいります。
『宗祖讃仰作法』音楽法要は、二〇一一(平成二十三)年にお勤まりになる親鸞聖人 七百五十回大遠忌法要のために新たに制定されたお勤めで、「宗祖御消息・頂礼文・ 正信念佛偈・和讃・念佛・回向文・宗祖御消息」によって構成されています。 「頂礼文」の御文は、第三代覚如上人の『報恩講私記』より選定されています。 「正信念佛偈」には、「十二礼」の節が依用され、「頂礼文」「和讃」「念佛」の譜は、 新たに制定され、また「回向文」には「恩徳讃」(旧譜)の譜が用いられています。 『宗祖讃仰作法』音楽法要は頂礼文以外すべてが宗祖親鸞聖人のお言葉で占められて います。親鸞聖人七百五十回大遠忌法要をお迎えするにあたり、聖人のお言葉をい ただき、浄土真宗のみ教えを多くの人々と共に讃仰するために定められたお勤めです。
一、行 事 鐘
二、導師諸僧入堂(持華籠)
三、持 念
四、讃歌 「みめぐみの」
五、献花献灯・代表焼香
六、導師祖師前焼香
七、導師登礼盤
八、磬 二 音
九、頂 礼 文
一〇、磬 一 音
一一、正信念仏偈
一二、磬 一 音
一三、導師降礼盤 結衆座前立列
一四、和 讃・念 佛 念仏十二句 散華
一五、導師登礼盤 結衆復座
一六、磬 一 音
一七、回 向 文
一八、磬 二 音
一九、導師降礼盤 還着本座
二〇、旅ゆくしんらん 一~三番
二一、持 念
二二、音楽 退堂用
二三、導師退出
二四、諸僧退出
10月より音楽法要に向けて、仏教婦人会の皆さまで習礼(練習)が重ねられています。
仏教婦人会では、毎月第2,第4木曜日に本堂において、仏教讃歌の練習会が開催されています。
10月に入ってからは、毎週木曜日に報恩講に向けて「宗祖鑽仰作法(音楽法要)」の練習をみっちり行っています。
昨日(11月1日)の常例法座の後には、献灯献花の習礼が行われました。いよいよ機運が高まってきています。
どなたさまもどうぞお参りください。
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