手水とは、神社や寺院において参拝前に手や口を清める水、またはその行為のことをいいます。
そして、それを行う施設を手水舎といいます。また、手水舎は場所や地域によっては「水盤舎(すいばんしゃ)」や「御水屋(おみずや)」と呼ばれることもあるようです。
「ちょうずや」「ちょうずしゃ」「てみずや」「てみずしゃ」といったように、さまざまな読み方があるようです。
宝永年間 桁行2間 梁間1間 切妻造 本瓦葺
礎盤 面取角柱粽付 飛貫 頭貫木鼻付 台輪 出三斗 中備蟇股
飛貫頭貫間中備蟇股 妻飾虹梁大瓶束笈形付 一軒繁垂木
桁行2間 梁間1間 切妻造 本瓦葺
水を受ける「手水鉢」は元禄4年(1691年)の作です。
普段は水を出していませんが、ここの水は地下水をくみ上げています。
境内には井戸もあり、震災等災害時に、近隣の方々に生活用水の提供する井戸として大阪府に登録されています。(協力井戸)
別院が所在する地域は、和泉山脈からの清冽な地下水に恵まれ造り酒屋もあります。別院のすぐ近くの浪花酒造さんは、享保年間に創業しており大阪府の酒蔵の中で最も古い歴史を有しています。この300年間、その井戸水を全量使用して日本酒の仕込みを行っておられます。(工場見学も随時されているようです。)
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