去る5月27日(土)午後1時30分、5月28日午前10時、午後1時30分の3座、「本願寺尾崎別院永代経法要」をお勤めいたしました。
台風2号が近づいてきているとのことで、お天気が心配されましたが、両日ともなんとか雨が降らずに助かりました。
ご法話のご講師は、大阪教区の野村康治さんでした。
親鸞聖人の『現世利益和讃』から
阿弥陀如来来化して
息災延命のためにとて
金光明の寿量品
ときおきたまへるみのりなり
南無阿弥陀仏をとなふれば
四天大王もろともに
よるひるつねにまもりつつ
よろづの悪鬼をちかづけず
南無阿弥陀仏をとなふれば
観音・勢至はもろともに
恒沙塵数の菩薩と
かげのごとくに身にそへり
また『讃阿弥陀仏偈和讃』から
観音勢至もろともに
慈光世界を照曜し
有縁を度してしばらくも
休息あることなかりけり
安楽の浄土にいたるひと
五濁悪世にかえりては
釈迦牟尼仏のごとくにて
利益衆生はきわもなし
の和讃を引かれ、亡き人の願いを聞かせていただきました。
両日とも、非常に多くの方がお参りくださり、延べ約120名の方々がご参拝くださいました。
今年は、昨年の永代経法要の後から、当日までに23名と非常に多くの方が新たに永代経懇志をご進納くださいました。
この方々にはご案内を差し上げ「永代経開闢法要」としてもお勤めさせていただき、法要中の表白において、願主さま、そして有縁故人のご尊名、法名を尊前に奉読させていただきました。
出勤法中も、コロナ感染拡依頼ご案内を差し控えさせていただいていましたが、崇敬区域である日根組、茅渟組のご寺院にご出勤のご案内をさせていただきましたところ、延べ19名がご出勤くださいました。
皆さまからの尊いご懇念は、大切に別院の護持に充てさせていただきます。
ご参拝ありがとうございました。
また、法要準備・片付け、また、参拝者のお茶の接待にお力添えをいただきました、総代、世話人、仏教婦人会役員の方々にも厚くお礼申しあげます。
カテゴリ