お知らせ

2022.12.13 ご報告

年末年始のお知らせ

事務終了・事務開始

本願寺尾崎別院では年末年始は次の期間、事務を休ませていただきます。

12月27日(火)午後~1月8日(日)午前9時

※別院は年末年始も通常通り開門しています(開門午前7時半~閉門午後4時)

晨朝:午前8時

※期間中、寺務所には1名日直勤務をしております。

※時間外は、転送電話にて対応しております。

 

年末年始の行事(ちらし表)(ちらし裏)

◯令和4年12月31日(土)

午後11時30分 除夜会(讃仏偈・短念仏・回向)

午後11時45分 除夜の鐘

◯令和5年1月1日(日)

午前0時00分  元旦会(正信偈・短念仏・回向)

引き続き   輪番・総代年頭挨拶

午前0時30分  法名配布・抽選会


2022.12.12 施設紹介

いにしえの尾崎別院を訪ねて

寛政8(1796)年ごろの尾崎別院とその周辺風景

『和泉名所図会 四巻』より

国立国会図書館デジタルコレクションより

 『和泉名所図会 四巻』32

 『和泉名所図会 四巻』31

尾﨑村にあり
は此地の艸堂にしてある時一老父來りて一夜を明す
翌帰るに逮んで負來りし笈をこゝに殘す
其後これを開きみるに内に蓮如上人染筆の六字の名号 善導大師釋文の一軸等あり
然るに慶長三年願主桒山伊賀守の家臣石田次郎左衛門といふもの眞宗を甚帰依し此地に新に十間餘の御堂を造立し初メの本尊を移し本願寺第十二代准如上人に寄附せしより本御門主御懸所と成 今尾﨑御坊と称す

近世から現代の別院

慶長3年(1598)本願寺准如をもって開山とし、その後、元禄13年(1700)に火災を被った。宝永2年(1705)に堂宇が再興され、現在の建物はこの時のものが多いと考えられるが、当寺には建物の記録の類はほとんど残されていないようである。

伽藍は北東に向き、表門の正面に本堂が建ち、本堂の右手に庫裏があり、本堂と庫裏間に式台玄関を設け、この式台玄関の後方に対面所・書院などを配す。周囲には土塀をめぐらし、表門の右脇には茶所と長屋が並び、この長屋の隅部に鼓楼を置き、庫裏横に長屋門を置く。表門の右側には、手水屋と鐘楼を配す。

しかし『和泉名所図絵』(寛政8年刊、1796)をみると、本堂庫裏間には対面所等の建物は見られず、これらは反対側の本堂の左手に見え、現在の配置となったのは年代が降ることがわかる。

『大阪府の近世社寺建築 ~近世社寺建築緊急調査報告書~』(昭和62年3月 大阪府教育委員会文化財保護課 発行)より

 


2022.12.12 四季折々

今朝の一枚

つい先日まで、見事な紅葉でしたが、あっという間に冬の到来。

寂しさもあります。


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