お知らせ

2023.03.27 施設紹介, ご報告

ホームページを改新しました

尾崎別院にご納骨できます。

ご門徒様の中でもご存じでない方もおられるようですが、尾崎別院には納骨壇があり、大切な方のお骨をお納めいただけます。

近年、いわゆる「墓じまい」が進んでいることもあり、非常に好評で多くのお申し込みがあり、既存の納骨壇はすべてご使用いただくこととなりました。

そこで現在、尾崎別院納骨壇の増設を準備しています。

設置場所の整備は完了しており、納骨壇の設置を待っている状態です。

今のところ4月末には準備が整います。

現在そのお申し込みが既に多数寄せられており、非常に好評を得ております。

ご希望の方はこのホームページの「ご納骨について」をご覧いただき、当院までお問い合わせください。

 

 

 


2023.03.15 施設紹介, ご報告

長年の懸案が一つ解消しました

台所に低い階段が付きました。

以前から、主に仏教婦人会の会員さんがたから、台所の階段が急で、段差が高くて上りにくいという声がありました。

しかも、手すりなどつかまるところがないので、危ないといわれていました。

こういう声は大切にしていきたいと思い、この度、手すり付きの低い階段を設置してもらいました。

少しずつですが、お参りしやすいお寺に変わっていきます。

 

 

 


2023.03.07 施設紹介

本堂の彫刻5

二十四孝の蟇股(かえるまた)

尾崎別院本堂内部には、内陣矢来間境の欄間(内陣と外陣の境の上部)に6体、内陣に2体配置されています。

内陣矢来間境の欄間(内陣と外陣の境の上部)の6体には、二十四孝彫刻が採用され、全て彩色が施されています。

二十四孝とは、、中国の書物に登場する、後世の範として孝行が特に優れた24人です。日本にも伝来し、仏閣等の建築物に人物図などが描かれており、御伽草子や寺子屋の教材にも採られているようです。二十四孝 – Wikipedia

今回ご紹介するのは内陣に向かって左から4つ目の蟇股です。

黄香(こうこう)

黄香は、母を亡くした後、父親に孝養を尽くした。夏の暑い盛りには父の枕を扇いで涼をとり、冬の寒冷には自分の体で布団を温めた。これが江夏郡(こうかぐん:現在の中国湖北省東部にかつて設置された郡)の太守(中国における郡の長官のこと)の劉護の耳に入り、高札を立てて黄香の孝行を大いに褒め称えた。

扇枕温衾(せんちんおんきん)という言葉があります。
夏は親の枕元で、扇で扇いで涼しくして、冬は自分の体温で親の布団を温めて、親が過ごしやすいようにするということから、両親を大切にすることをいいます。
「枕を扇(あお)ぎ衾(ふすま)を温(あたた)む」とも読みます。


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